東京 大田区でサル目撃相次ぐ 横浜から移動か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171205/k10011247531000.html

5日、東京・大田区の住宅街でサルの目撃情報が相次いで寄せられました。
1週間ほど前には横浜市の住宅街でもサルの目撃が相次いでいて、
神奈川県などは、特徴がよく似ていることから、同じサルが横浜から都内に移動したと見て、
むやみに近づかないよう注意を呼びかけています。
5日午後2時ごろ、東京・大田区の東急池上線の蓮沼駅の近くで「サルがいる」という連絡が
区に入り、その後もサルの目撃情報がおよそ10件、相次ぎました。
区によりますと、若いオスと見られていますが、これまでに見つかっていないということです。

1週間ほど前には、横浜市鶴見区の住宅街でもサルの目撃情報が20件以上相次いだほか、
5日午前8時半ごろには横浜市鶴見区の鶴見川の近くで、サルが都内の方向に向かって
橋の手すりを渡っていく姿が通りかかった人に撮影されました。

撮影した専門学校生の男性は「サルが後ろから近づいてきて橋を渡っていきました。
サルを見たのは初めてで、びっくりしました」と話していました。

5日、神奈川県の鶴見川で目撃されたサルについて、神奈川県の自然環境保全課の担当者は
「大きさや特徴、それに1匹でいることなどから、今月1日に横浜市鶴見区の住宅街で
目撃されたサルと同じだと見られる」としています。

県によりますと、5日も川崎市幸区でサルの目撃情報が2件寄せられ、
体長は50センチから60センチほどのオスのニホンザルと見られるということです。