愛媛県今治市の国道で4月、車2台が正面衝突して4人が死傷した事故で、地検今治支部は
一方の車を運転していた県立高校の教頭(54)を自動車運転死傷行為処罰法違反
(過失運転致死傷)で地裁今治支部に在宅起訴した。
11月30日付。地検は認否を明らかにしていない。
起訴状などでは、教頭は4月23日午後、今治市玉川町龍岡下の国道317号で、
花粉症の症状で前方を注視するのが難しい状態で車を運転した結果、くしゃみの連続で
ハンドル操作を誤り、対向車線に車をはみ出させて男性会社員(33)運転の軽乗用車と
正面衝突。男性の母親(当時61歳)を死亡させ、男性にも頭を強打して後遺症の残る
重傷を負わせるなど3人を死傷させたとされる。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171204-OYT1T50105.html