安倍首相「首脳交流で日中関係を新たな段階に」
12月4日 20時13分
安倍総理大臣は、日本と中国の主要企業の経営者らが出席する会合であいさつし、
来年の適切な時期に中国を訪問するなど首脳レベルの交流を深め、
日中関係を新たな段階に押し上げたいという考えを強調しました。
この中で、安倍総理大臣は
「太平洋からインド洋に至る地域を公正なルールに基づく自由で開かれたものとし、
広大な海を平和と繁栄をもたらす国際公共財とすべきだ。
こうした戦略のもと、巨大経済圏構想の『一帯一路』の構想を掲げる中国とも
大いに協力できると考えている」と述べました。
そして、安倍総理大臣は、先送りになっている日中韓3か国の首脳会議を
早期に開催したいとしたうえで、
「来年の日中平和友好条約締結40周年という大きな節目に当たり、
私が適切な時期に訪中し、習近平主席にもできるだけ早く日本を訪問していただきたい」
と述べ首脳レベルの交流を深め日中関係を新たな段階に押し上げたいという考えを強調しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171204/k10011246351000.html