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青森県太平洋沿岸の冬の味覚、ホッキガイ漁が1日解禁され、全国有数の水揚げを誇る三沢市の三沢漁港にも初水揚げされた。
漁解禁に合わせ、市内の飲食店では3日に「三沢ほっき丼」の提供も始まる。
三沢沖では、1日午前4時ごろから三沢市漁協など所属の漁船22隻が操業。午前8時半ごろから次々と漁港に戻り、発泡スチロールやかごに入れた8〜10センチほどのホッキガイを水揚げした。
ホッキガイは1年で1センチ程度しか成長しないといい、周辺海域では資源管理を徹底している。漁のできる海域を定め、1日当たりの最大漁獲量を1隻100キロと設定。
漁期は来年3月31日までで、市漁協は約400トンの水揚げを見込む。市漁協の山崎文男組合長は「今年はイカ漁が芳しくない中、ホッキ漁は安定していて例年通りの水揚げを期待できる」と話した。
三沢ほっき丼は、市内29店で来年3月末まで提供される。
三沢産ナガイモを使ったとろろを合わせたり、ホッキガイに3種の味付けをしてご飯に載せるなど、各店が工夫を凝らした創作丼を600〜1458円(税込み)で味わえる。