自分たちの要望や期待に応えてくれるのか、はたまた予想を超えた変な施策が飛び出すのか、ステージの上を熱っぽい目で見つめる人たちがいる。
LEDパネルになった周囲の壁には、生放送を視聴する数千、数万のユーザーの無数のコメントが流れる。

新発表にヤジも飛ぶが、歓声も上がる。ダイレクトに何かしらリアクションがある。「これは草」「ねーわwww」「運営いい加減にしろ」……辛辣な(多分、愛もある)コメントが並ぶ。

この会見の形自体が、ニコニコ動画が運営とユーザーのコール・アンド・レスポンスで進化していく場所であることを象徴的に示しているように感じていた。
「次は何を見せてくれるんだろう?」という期待とそれに応えようとする姿勢があった。

11月28日夜の発表会場は、しんとしていた。逆に配信画面は怒号のようなコメントで覆われた。
「そうじゃない」「馬鹿にしてんのか」「プレミアム会員やめるわ」。

いつもの会見であれば壁一面に流れているコメントは途中で表示されなくなった。

「どうしてこうなった…!?」ヤジすら飛ばない空間で小声で叫ぶ声が聞こえた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171129-00010004-bfj-sci