旧日本海軍の基地が置かれた佐世保市など全国の4つの市が、いっしょに日本遺産に認定されたのを受けて、それぞれの市のボランティアガイドが、ほかの市の遺産についても知
り、今後のガイドに生かしていこうと、佐世保市で研修会を開いています。
旧日本海軍の基地・鎮守府が置かれた歴史を持つ、佐世保市と神奈川県横須賀市、広島県呉市それに京都府舞鶴市の4つの市は、去年いっしょに文化庁から日本遺産に認定されま
した。
これを受けて、4市は、今年度から、それぞれの市のボランティアガイドがほかの市の遺産についても知って今後のガイドに生かしてもらおうと、もちまわりで研修会を開いてい
ます。
2回目の研修会が、29日佐世保市で開かれ、40人あまりのボランティアガイドが参加しました。
ガイドの人たちは、バスに乗って佐世保市内を回り、高台から旧海軍の軍需工場が、いまも造船所として使われている状況などを見学しました。
軍需工場について、佐世保市のガイドの人は「戦艦武蔵もはいれるように、大規模なドックになっている」と説明していました。
研修会は30日まで行われ、4つの市のガイドが、今後どのような連携を図っていくのか意見を交わすことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5035936151.html