震災で大きな被害を受けた釜石市の中心市街地ににぎわいを取り戻そうと、世界的に人気のうさぎのキャラクター「ミッフィー」のマンホールのふたが釜石市内にお目見えしました。
オランダの絵本作家、ディック・ブルーナさんが生み出した人気キャラクター、「ミッフィー」をデザインしたマンホールのふたが設置されたのは、釜石市の中心部・大町地区の歩道です。
除幕式では、市内の小学1年生13人が合図とともに紐を引くと、かわいらしい顔がお目見えしました。
ふたは、直径およそ60センチ、重さおよそ40キロで、「ミッフィー」の顔とカフェのロゴがデザインされたプレートが取り付けられています。
マンホールの手前にある釜石情報交流センターの1階には、全国唯一の常設の「ミッフィーカフェ」があり、釜石市では、観光で訪れる人などにもっと楽しんでもらおうと、マンホールのふたにデザインしました。
除幕式に参加した女子児童は、「ミッフィーは口がバッテンになっているところがかわいいので好きです」と話していました。
凝ったデザインが多い日本のマンホールのふたは愛好家が増えていて、外国人にも人気だということで、釜石市は、コレクションのための「マンホールカード」もつくり、来月9日から、釜石情報交流センターで配ることにしています。
また、2019年のラグビーワールドカップに向けて建
設中のスタジアムにも、特製のマンホールのふたを検討しているということです。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/6045675721.html