http://mainichi.jp/articles/20171125/k00/00e/020/205000c
微細藻類のミドリムシを活用した機能性食品を製造するユーグレナは24日、地域航空会社のオリエンタルエアブリッジ(ORC、長崎県大村市)への出資を検討していると明らかにした。
ユーグレナはミドリムシを原料にしたバイオジェット・ディーゼル燃料を開発中で、ORCへ提供を目指すとみられる。
ORCが来年3月までに実施する第三者割当増資に応じ、第3位の株主になる見込み。
ユーグレナは全日本空輸などと連携してバイオ燃料の製造実証工場を横浜市に建設中で、2019年に稼働して20年に航空会社への燃料販売を目指している。
ORCは長崎空港ビルディングや長崎県などの出資を受け、長崎−五島や壱岐、対馬などの路線を運航している。【石田宗久】