R北海道が高波被害からの復旧を断念したJR日高線の鵡川―様似間について、沿線自治体でつくる協議会は、
デュアル・モード・ビークル（DMV、線路・道路両用車）やBRT（バス高速輸送システム）など3通りの
代替手段を比較した検証結果をまとめた。
https://www.nikkei.com/content/pic/20171121/96958A9F889DE0E1E5E6E7E1E5E2E0E3E3E3E0E2E3E5E2E2E2E2E2E2-DSXZZO2374617021112017000000-PN1-1.png
DMVの車両開発費を15億円と仮定。収支は、2014年度の日高線運行時と同じ収入があるとして計算した。
「JR日高線（鵡川〜様似間）沿線地域の公共交通に関する調査・検討協議会」の資料を基に日経コンストラクションが作成
https://www.nikkei.com/content/pic/20171121/96958A9F889DE0E1E5E6E7E1E5E2E0E3E3E3E0E2E3E5E2E2E2E2E2E2-DSXZZO2374613021112017000000-PN1-1.jpg
JR北海道が開発したデュアル・モード・ビークルのパンフレット（資料：JR北海道）
DMVは初期費用がBRTより安く済むものの、運行開始までに要する期間が最長で、単年度収支も最も悪かった。
初期費用、運行開始までの期間、収支のいずれも、通常の乗り合いバスが最も有利だった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23745370R21C17A1000000/
