「クルマ離れ」「ビール離れ」「海離れ」など、若者の「◯◯離れ」が、度々話題になっている。今回は国土交通省の調査で、
若者の外出回数が減少していることが明らかになった。(泉谷 由梨子 / ハフポスト日本版)

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調査では、因果関係を特定しているわけではないが、スマホや宅配便の普及などライフスタイルの変化と共に、
「非正規」就業者の増加も参考情報として挙げている。「外出離れ」と名付けた報道も相次いでいるが、ネットでは
「離れじゃなく貧困化では」の指摘が多数挙がり、共感が集まっている。
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若者は高齢者より外出回数が少ない

11月21日、国土交通省が5年に1度実施している全国都市交通特性調査の2015年版の結果が発表された。

その結果、20代の若者が1日に移動する平均の回数が、70代の高齢者を下回ったことが判明した。若者の外出は減少傾向、
対して高齢者の外出は増加傾向にあり、2015年の調査で両者がついに逆転した形だ。

若者の移動回数の減少は、日本だけではなくアメリカ・イギリスとも共通の傾向にある。一方で、高齢者の外出回数が逆転したのは日本だけだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171122-00010002-huffpost-soci