このサービスは「Visual Studio Live Share」と呼ばれるもので、ニューヨーク市で開催中の開発者向けイベント
「Microsoft Connect();」で、1日目のハイライトになると目されている。
限定プライベートプレビュー版のリリース(米国のみ)は2018年の前半になる予定だ。
同社の担当者は、この機能を使えばチームメイトやほかの開発者とプロジェクトを共有できるようになる一方、
プロジェクトのコンテキスト全体はセキュリティが保たれた形で維持できると述べている。
Visual Studio Live Shareを使えば、物理的に離れた場所にいる開発者同士が、それぞれのエディタや統合開発環境で
同時に同じコードを編集したり、デバッグしたりできるようになるという。単に画面が共有できるだけではなく、
リポジトリを同期して共同作業をしたり、リアルタイムで編集やデバッグをしたり、
リアルタイムでペアプログラミングを行ったりすることもできる。
Visual Studio Live Shareでは、同じ言語を使用している2人の開発者が共同作業を行うことができるが、
当初はC#とJavaScriptおよびTypescriptのファイルに最適化される予定だ。ただし「どんなファイルでも
共同編集機能で開くことができ、編集できる」と広報担当者は述べている。
さらに広報担当者は、「プラットフォームや共同作業によるデバッグの観点から、最初はASP.NET、
ASP.NET Core、Node.jsベースのウェブアプリケーションやサービスに最適化する。
開発者からVisual Studio Live Shareへのフィードバックが集まるにつれて、サポート対象を追加していく予定だ」としている。
https://japan.cnet.com/article/35110495/