【国内映画ランキング】「IT イット」が3週目に首位浮上、「GODZILLA」アニメ版3位、「泥棒役者」は4位スタート
[映画.com ニュース] 11月18日〜19日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。公開3週目にホラー映画「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」が首位を獲得。週末2日間で動員14万4000人、興収1億9500万円をあげ、累計動員は87万人、
興収は11億4400万円を突破した。R15+(15歳未満鑑賞禁止)作品ながら、高校生グループなどを取り込むことに成功し、公開2週目週末は前週比122%を記録、3週目週末も初週比105.5%と順位を上げて“ピエロ旋風”を巻き起こしている。

2位は前週首位スタートを切った「HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION」。週末2日間で動員11万人、興収1億4200万円をあげ、累計興収は7億円を突破した。18日と19日には「大ヒット舞台挨拶」が行われ、全国の劇場でライブビューイングも実施された。

新作では、「GODZILLA 怪獣惑星」が3位に初登場。特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」シリーズを初めて長編アニメ映画化した3部作の第1章だ。11月17日から全国158スクリーンで公開され、土日2日間で動員7万1200人、興収1億0300万円を記録。最終興収5億円超えが期待できる出足となっている。

4位には「泥棒役者」がランクイン。「関ジャニ∞」の丸山隆平が映画単独初主演を務めたコメディで、脚本家・西田征史が2006年に作・演出を手がけた同名作品を映画用にリライトし、自身2作目の監督作品としてメガホンを取った。全国225スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員6万7000人、
興収8900万円を記録。丸山ファンを中心に動員し、まずは興収5億円が当面の目標となりそうなスタートを切った。

スティーブン・ソダーバーグの映画監督復帰作「ローガン・ラッキー」は初登場9位となっている。なお、10位「ミックス。」は累計興収が12億円を突破した。
http://eiga.com/news/20171120/16/