メルセデスベンツは11月17日、大型トラック3車種に「サイドガードアシスト」を設定すると発表した。
サイドガードアシストは、歩行者や自転車の巻き込み事故を防止するための安全装置。
交差点を曲がる際などに、大型トラックの内輪差ゾーンに入る動く物体や静止物体を検知。危険が発生した場合には、ドライバーに警告を発する。
サイドガードアシストは車両の側面部分のすべてをモニターし、歩行者や自転車の検出を可能にする。
メルセデスベンツによると、視界が制限されている状況下で運転する場合、とくに有効だという。
たとえば、内輪差ゾーンに自転車や歩行者がいる場合、Aピラーの三角形LEDが点灯。
システムが衝突の危険性を検出すると、LEDが赤色に点灯し、スピーカーから警報音が鳴る。
さらに、センサーは、トラックの内輪差ゾーンに入る信号機や街路灯なども検出。衝突を防止することが可能になる。
なお、このサイドガードアシストは、メルセデスベンツ『アクトロス』、『アントス』、『アロクス』の3車種に設定された。
巻き込み事故を予防&警告「サイドガードアシスト」…メルセデスが大型トラックに設定
https://response.jp/article/2017/11/20/302744.html
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