パラリンピックの球技の一つ、ボッチャのジャパンパラ大会が行われ、日本は、リオデジャネイロ大会の団体で金メダルのタイと対戦し、接戦の末、勝ちました。
ボッチャは脳性まひなどで運動機能に重い障害のある人のために考案された競技で、団体は1チーム3人で、的となる白いボールに向かって6個のボールを投げ合い、いかに近づけられるかを競います。
19日に都内で行われたジャパンパラ大会で、日本は、リオデジャネイロパラリンピックで団体の銀メダルを獲得したメンバーが、金メダルのタイと対戦しました。
日本は、キャプテンの杉村英孝選手が、正確なコントロールで次々にボールを的となる白いボールに寄せて得点を重ねましたが、タイも粘って、試合は6エンドまで終えて5対5の同点でタイブレークに入りました。
タイブレークでは、廣瀬隆喜選手が勝負どころで白いボールに密着するように自分のボールを寄せて2点を獲得し、タイに勝ちました。
ことし、日本はタイと4試合行い、2勝2敗だということで、杉村選手は「みんなが最後までよいプレーをした結果勝ててよかった。タイは隙を見せるとつけ込まれるし、まだ差を感じている。東京パラリンピックに向けて個々のレベルを上げていきたい」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171119/k10011228911000.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171119/K10011228911_1711192022_1711192023_01_02.jpg