モンゴルで日馬富士出資の学校 壁の名前消される

モンゴルの首都、ウランバートルでは、大相撲の横綱・日馬富士が平幕の貴ノ岩に暴行してけがをさせた
問題が報じられてから、日馬富士が慈善事業として出資し、現在建設中の学校で、日馬富士の名前が
書かれていた壁の文字が何者かに消され、嫌がらせではないかと見られています。

モンゴルの首都、ウランバートルでは、大相撲の横綱・日馬富士が慈善事業として出資した
「新モンゴル日馬富士学校」と名付けられた学校が、来年の開校に向けて基礎工事などが行われています。

地元の住民などによりますと、日馬富士が平幕の貴ノ岩に暴行してけがをさせた問題がモンゴルで
報じられてから、日馬富士の名前が書かれていた壁の文字が何者かに消されたということで、
嫌がらせではないかと見られています。

近くに住む75歳の男性は「モンゴルの子どもたちのために投資して学校を建設しているのはすばらしいこと
だと思います。しかし、人気があり地位も高いのに、日馬富士は間違った行為をしたと思います」と話していました。

また、57才の女性は「何もなかったところに大きな学校を作ってくれてうれしいです。日馬富士などのモンゴル人力士は
みんな性格のよい人たちばかりで、事件については信じられない。成功している人たちの悪口を言うのでなく、
応援してあげてほしい」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171118/k10011227971000.html