(CNN) ドイツの市場調査会社「GfK」は19日までに、「国家ブランド指数」の2017年版ランキングを発表し、
米国が昨年の首位から6位に転落し、昨年2位だったドイツがトップに立った。日本は4位に入っている。

国家ブランド指数は政治コンサルタントのサイモン・アンホルト氏が10年以上前に考案した。世界50カ国を統治体制、
国民、貿易、文化、観光、移民や投資の分野で評価し、ブランド指数を算出している。

アンホルト氏は米国の順位が下がった理由について、トランプ大統領の「米国第一」政策による影響を指摘した。

ただ同氏によれば、聞き取り調査の対象となった米国人の自国への評価は昨年より向上していた。

また、米国の順位が大幅に下落したのは今回が初めてではない。ブッシュ元大統領が再選された2004年には7位まで落ちていた。

これまで2年以上連続でトップを逃したことはなく、来年のランキングで首位に復活するかどうかが注目される。

ドイツは統治、国民、文化の分野で評価を大きく上げた。2位には昨年5位のフランスが浮上した。

英国は昨年、欧州連合(EU)からの離脱派が勝利した国民投票で打撃を受けたものの、3位の座を守っている。

4位は日本(昨年7位)とカナダ(同4位)。7位以下にはイタリア、スイス、オーストラリア、スウェーデンが続いた。

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