アズディン・アライア氏(フランス・チュニジアの服飾デザイナー)フランスのメディアによると、18日までにパリの病院で死去、77歳。数日前に転倒し、意識不明の状態だったという。
チュニジアの首都チュニスで農家の息子として生まれ、10代後半にフランスに移住。
「ディオール」など有名ブランドで下働きを重ね、注文服の仕立職人として顧客の信頼と人脈を築いた。
1980年に独立すると、女性の体にぴったりとした独特のボディーコンシャスと呼ばれるデザインがブームに。
大手ブランド「プラダ」などに所属した時期もあったが「パリコレ」などモード界の公式行事にはめったに参加せず「顧客優先」の姿勢を貫いた。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/171119/wor1711190003-n1.html
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