学術研究は時に、この世界の全く信じがたいことを教えてくれる。時には慣れ親しんだ事実を新たな視点で見る助けになる。スプートニクは簡単には信じられない驚くべき事実を選抜して紹介する。
地球の人間1人あたりのアリの数は160万匹以上。
https://jp.sputniknews.com/images/428/83/4288349.jpg
アリ学の算出によると、地球には現在1000兆から1京匹のアリがいる。つまり、ヒト1人あたりのアリの数は100万匹を超える。そして、全アリの総質量は全人類の総質量と同程度になる。
イチゴはベリー類ではなく、バナナは反対にベリー類。
https://jp.sputniknews.com/images/388/39/3883998.jpg
植物学上は、いちごの「果実」は果実ではない。いちごの赤い部分は花托という部分がふくらんだもので、表面の粒粒こそが果実なのだ。厳密にはベリーとは発達した子房からなる単一の果実であるため、バナナは逆に、ベリーに分類される。
足の長さと前腕の長さは同じで、親指は鼻と同じ長さであり、唇の長さは人差し指の長さと同じ。
https://jp.sputniknews.com/images/428/84/4288486.jpg
これは、人体を描く際に画家が目指す人体の標準的なプロポーションだ。こうしたプロポーションはレオナルド・ダ・ヴィンチがすでに「ウィトルウィウス的人体図」において特定していた。
ニール・アームストロングの宇宙服はブラジャー製造工場で縫われた。
https://jp.sputniknews.com/images/428/84/4288411.jpg
月に着陸した最初の人類であるニール・アームストロングが着ていた宇宙服がブラジャーや女性用下着を製造する、米デラウェア州ドーバーにある工場で縫われたことを知っている人は少ない。
コアラは、人間の指紋と酷似した指紋を持つ唯一の動物。
https://jp.sputniknews.com/images/428/84/4288438.jpg
豪アデレード大学のヘンネバーグ教授は、コアラと人間の指紋の間に差が全くないことを証明した。走査型電子顕微鏡ですら差を見分けられないという。
https://jp.sputniknews.com/science/201711184288502/