曲技飛行 エアレース年間初優勝の室屋さんが凱旋 /岐阜
https://mainichi.jp/articles/20171116/ddl/k21/040/177000c


 各務原市の航空自衛隊岐阜基地で19日、恒例の航空祭が開催される。今年は前身の陸軍各務原飛行場開設100年の記念の年に当たり、航空自衛隊松島基地(宮城)に所属する曲技飛行隊「ブルーインパルス」が4年ぶりにアクロバット飛行する。
「空のF1」とされるレッドブル・エアレースで今年、日本人として初の年間総合優勝を果たしたパイロット、室屋義秀さん(44)も特別ゲストとして凱旋(がいせん)飛行する。【立松勝】

 航空祭は午前8時半から午後3時まで基地を開放する。北会場ではレーダーに探知されにくいステルス戦闘機の実証機「X2」が昨年に続き展示される。
北会場にある駐機場には飛行前のブルーインパルスや室屋さんの専用機「エクストラ300」、岐阜基地飛行開発実験団の各種戦闘機が展示される。基地正門に近い南会場と北会場はシャトルバス(200円)で移動できる。


 ブルーインパルスは6機編隊で、午前11時25分から40分間、岐阜の空を舞う。室屋さんは午後0時40分から15分間飛行する予定。飛行開発実験団は午前と午後の計3回飛行し、メインのF15、F4、F2戦闘機の編隊飛行は午後1時50分から30分間披露される。

 室屋さんは奈良県出身で、現在は福島市を拠点に活動している。プロペラ機を操縦してタイムを競うレッドブル・エアレースに2009年から参戦し、16年の千葉大会(日本)で初優勝。今年は4勝を挙げ、日本人初の年間総合優勝を果たした。

 会場は駐車場がないため、公共交通機関での来場を呼びかけている。最寄り駅は名鉄各務原線「各務原市役所前」「六軒」「三柿野」など。問い合わせは岐阜基地渉外室



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