(真子さん=仮名・41歳・ホステス)

 大学をさぼり、徹夜でゲームに熱中する一人息子の裕太に、いつもイライラしています。彼が小6のときに夫と別れ、寂しさから溺愛したのが悪かったと反省する毎日です。

 先日、就活の進み具合を聞いたら、「たった一つだけ打ち込める仕事がある」と言うので、興味津々で話を聞きました。
 「ママ、怒らないでね。僕、緊縛師になりたいんだ」
 「何それ? 言っている意味がぜんぜん分からないんだけど」
 「簡単に言うと、縛りのプロみたいな感じで…」
 「そうなんだ。で、それで食べて行けるわけ?」
 「ママが判断してくれないかな。実験台になってよ」
 息子は真剣な顔で見つめますが、私はムッとして「だったら、見てあげる。とりあえず、お縄ちょうだい!」と言って両手を差し出しました。

 息子は妖艶な音楽をかけながらロープを取り出し、非常に鮮やかな手つきで私の体を縛ったんです。
 「ママ、これがオリジナルの裕太縛りだよ」
 鶴が舞うような美しい動きとともに、全身をハムみたいに縛られました。驚いたのは、ノーブラのくたびれた胸が、なんと一番きれいな形で持ち上げられていたのです。
 最後に短パンの上から割れ目に縄が食い込み、結び目がクリトリスを強く圧迫します。
 「キャーッ! 裕太、ママ、おかしくなっちゃうよ」
 「母親が感じる顔なんて見たくない。我慢して」
 痛みと圧迫の相乗効果で、陰核がジンジン痺れ、グレーの短パンはあふれる愛液のシミで色が変わっていました。いつも威圧的だった自分に、Mの潜在意識があったのでしょうか?

 「次は、初めての吊るしに協力してくれるよね?」
 部屋の柱には、すでに頑丈なフックが打ち込んでありました。そこに数本の縄をかけて動滑車を組み合わせ、私はスルスルと上昇しながら宙吊りにされたのです。
 腕、肛門、クリトリスが荒縄で圧迫され、体がエビ反ったとき、痛みの快感で体が激しく痙攣し、「裕太、恥ずかしい〜っ」と言いながら、昇天しました。

 「女手一つで僕を育ててくれたママ、ありがとう。こんな僕でゴメンね」
 優しい言葉に号泣しながら、再びイキました。彼の特殊な才能を目の当たりにした私は、もう息子の進路を認めるしかないのです。
(書き手・

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