【うるま市】在沖米軍トップのローレンス・ニコルソン在日米海兵隊司令官(中将)16日、うるま市のキャンプ・コートニーで報道陣と懇談し、北朝鮮によるミサイル実験や核開発について「脅威は本物。米軍は昼夜を問わず有事を想定した訓練をしている。周辺地域の平和と安定のために即応体制の維持は必要」と述べた。
その上で「代償として県民に負担をかけ、申し訳ない」と述べ、軍用機による騒音問題の増加を陳謝した。
ニコルソン氏によると、朝鮮半島情勢の影響で沖縄から2千人の海兵隊が韓国に派遣されており、自身も「同国で過ごすことが多い」という。在韓米軍の司令官が同日に来沖し、数日滞在することも報告した。
来年発足予定の陸自の水陸機動団(日本版海兵隊)の沖縄配備計画について「熊本から沖縄へ部隊の一部が展開する話は聞いているが、時期は知らない」とした上で、
米軍と自衛隊による在沖基地の共同使用に関し「将来的に実現できれば」と期待を込めた。
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