【11月13日 AFP】東南アジア諸国連合

(ASEAN)関連首脳会議でフィリピンの首都マニラを訪れているドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は13日、ロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領と会談した。
両首脳が冗談を交わす場面もあり、トランプ氏はドゥテルテ氏と「素晴らしい関係」にあると述べた。
 しかし12日夜から13日朝にかけて複数回顔を合わせた両首脳は同席を楽しむような様子を見せ、昼食時の公式会談ではトランプ氏からドゥテルテ氏への温かい称賛の言葉も聞かれた。

 会談冒頭の短い発言の際、トランプ氏はドゥテルテ氏に向かって「われわれは素晴らしい関係を築いてきた。大変成功している」と語り掛けた。

 さらにトランプ氏は、ドゥテルテ氏が今回の首脳会議を「見事に」取り仕切ったとたたえ、「ここに来て本当に楽しんでいる」と話した。

 ドゥテルテ氏の報道官は会談後、協議は40分以上に及んだこと、またトランプ氏から人権問題への懸念は示されなかったことを明らかにした。(c)AFP/Jerome CARTILLIER, Karl MALAKUNAS
http://www.afpbb.com/articles/-/3150374?act=all&;cx_infinite=1


実はトランプ氏もフィリピン訪問をためらっていた。9月に行われた米ニューヨークでの 日米首脳会談でも首相に「フィリピンにも行かねばならないのか」と相談を持ちかけた。首相が「絶対行った方がよい。
あなたとドゥテルテ氏はきっとウマが合う」と促すと、 トランプ氏は即座にマクマスター大統領補佐官にこう指示した。「シンゾーが言うなら間違いない。フィリピン行きの日程を調整してくれ」
http://www.sankei.com/world/news/171030/wor1710300001-n1.html