今年は有機EL(OLED)ディスプレイ搭載のiPhone Xに人気が集中しているため、iPhone8/8 Plusの売れ行きが期待ほど伸びていません。Appleはすでにサプライヤーへの発注を半減させているとも報じられています。
さらに、中国のパネルメーカーによる低価格攻勢、利益率の高い高級モデルの需要減速、スマートフォン市場の中心がOLEDへと移りつつあることも、JDIの業績にとってブレーキとなっています。
2018年のiPhoneは3モデル中2つはOLED、液晶モデルの受注が鍵
JDIは、画面縁のベゼルが狭いフルスクリーンの液晶パネルに期待を寄せており、Appleも関心を持っている、と日本経済新聞は報じています。
2018年のiPhoneは3モデルのうち、2モデルがOLEDモデルにな理、液晶モデルもiPhone Xのようなフルディスプレイになると予測されており、
液晶モデルはLGディスプレイとJDIが供給予定と伝えられています。JDIは、液晶モデルのiPhoneについて、7割以上の受注を目指している模様です。
スマートフォンのディスプレイが、ハイエンドモデルを中心にOLEDへと移行する中、JDIのOLED量産は2019年で、Samsungなど世界のライバルに出遅れています。
しばらくは液晶を武器に戦う必要があるJDIの巻き返しに期待したいところです。
https://iphone-mania.jp/news-193010/