六甲山系の紅葉シーズンが最盛期を迎え、ドライブウエーから見える山並みが赤や黄に染まっている。兵庫県西宮市塩瀬町生瀬から有馬方面に抜ける県道51号の途中で、紅葉し
た木々に囲まれた蓬莱峡が遠望できる。
甲山自然環境センター(甲山町)によると、甲山一帯でも紅葉は最盛期だが、10月に日本列島を襲った二つの台風の影響で、甲山への登山道は通行止めになっている。近くの
北山緑化植物園(北山町)は、赤く色づいたサクラの葉が見ごろ。モミジは色づきがやや遅れており、見ごろは来週以降になる。
同市越水から六甲山頂に向かう県道16号沿いは、イチョウやエノキの葉が黄色に染まり、彩り豊か。宝塚市から、ランニングして山頂付近に登ってきた男性(53)=大阪府
吹田市=は「美しい景色を見ながら快適に走れました」と汗を拭いていた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/201711/0010721767.shtml