東京都豊島区のサンシャイン水族館は8日、同館の大水槽「サンシャインラグーン」で、トビエイ類やタカサゴ類など計24種1235匹が死んだと発表した。

水中の酸素が不足したのが原因とみられる。この水槽内で生き残ったのはトラフザメなど26種73匹のみ。
9日から水槽の公開は再開するが、餌やり体験などは当面中止するという。

水槽は横約12メートル、奥行き約9・6メートル、高さ約2・4メートルで、同館で最も大きい。
同館によると、7日午前、一部の魚の病気を治療するため薬品を投入。
薬の効果を高めるため、ふんなどを除去する装置を停止した。
しかし、同装置では酸素供給もしていたため、酸素量が欠乏したとみられる。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171109-OYT1T50004.html