兵庫県尼崎市の外郭団体「尼崎交通事業振興」は9日、男性バス運転手(33)が、
2014年10月から約3年間で約1600回にわたり、乗客が現金で支払った運賃計約17万円を着服していたと発表した。
現金の一部を運賃箱に入れ、残りは運転手用のポーチに入れる方法で続けていたという。

同社によると、今年10月に乗客から、運転手が不審な動きをしているとの苦情が入り、
ドライブレコーダーや本人への聞き取りなどで被害を確認した。
着服した金は、弁当や缶コーヒーなどの購入に充てたという。

同社は10月31日に男性を懲戒解雇。全額が弁済され、刑事告訴はしないとしている。
https://www.nikkansports.com/general/news/201711090000382.html