民進党は8日の両院議員総会で、幹事長に参議院議員の増子輝彦氏を充てるなど、役員の人事を決めた。党籍を持つ衆議院会派「無所属の会」の議員も、執行部に起用された。
民進党の大塚代表は「これから『3党物語』が進展していく中で、増子幹事長の経験、蓄積は、大いに意味を持ってくると思う」と述べた。
両院議員総会の中で大塚代表は、増子幹事長などの役員人事案を提示し、了承を取り付けた。
増子氏は記者会見で、民進党から分裂した立憲民主党や、希望の党との連携について、「拙速は避けつつ、積極的に取り組むべきだ。協力の下地を作ることも、わたしの役割かと思う」と、前向きな姿勢を示した。
また、民進党籍を持つ「無所属の会」からも、岡田代表が常任顧問に、平野元官房長官が国対委員長にそれぞれ起用され、衆議院の経験豊富なベテランも執行部入りすることになった。
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