阪神高速道路会社(大阪市)は、阪神高速全線で渋滞情報の電光掲示板表示を、「渋滞の先頭−末尾」から「渋滞の末尾−先頭」に変える。接続する名神高速道路とは逆の表示だ
ったため「混同する」などの声もあったといい、2017年度中に変更することにした。
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同社によると、電光掲示板の渋滞情報は1968年度に始まった。当初は表示できる文字数が限られ、渋滞の先頭地点や長さを表示。その後、渋滞の末尾を加えたという。
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ところが、名神高速や山陽自動車道、近畿自動車道などを管理する西日本高速道路会社(大阪市)は「渋滞の末尾−先頭」で表示。そのため名神と阪神の行き来では渋滞表示が
逆になり、利用者から「わかりにくい」との意見が寄せられていたといい、阪神の表示を西日本方式に合わせることにした。東名高速道路や日本道路交通情報センター(JART
IC)の表示も「末尾−先頭」。
阪神高速の電光表示を全て切り替えるため、リニューアル工事などに合わせて随時変更していくといい「全て切り替わるには本年度いっぱいまでかかる」(同社広報課)として
いる。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201711/0010714975.shtml
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