86歳の車 銀行突っ込む 石岡 ブレーキと踏み間違え
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7日午前10時半ごろ、石岡市東光台3丁目の常陽銀行石岡東支店で、同市の無職男性(86)の軽ワゴン車がガラス製の自動ドアを破って店内に突っ込んだ。
石岡署によると、男性は敷地内にある駐車スペースに前進で車を止めようとした際に、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」と説明。車は約10メートル先の店舗内に前向きで突っ込んだ。
自動ドアから約3メートル入った位置の壁にぶつかって停止した。同署が詳しい状況を調べている。
店舗内の現金自動預払機(ATM)コーナーには、当時3、4人の利用客がいたが、男性も含めてけがはなかった。
ATMを利用し、店舗外に出た直後だったという市内の男性(76)は「ガッシャーンと大きな音がして、すごく驚いた」と話した。店舗内を見ると「運転席で男性がしばらくじっとしていた。
私と入れ替わりで店舗に入った人もいたので、一歩間違えれば大変なことになっていたかもしれない」と振り返った。
同支店は事故の影響で、利用客が通用口から出入りする措置を取った。
