米国による様々な種類の極超音速兵器の開発時期を、米空軍の技術開発責任者、ジェフリー・ザカリアス氏の話をもとに「Scout Warrior」が伝えた。
それによると、極超音速兵器の分野で着実に進歩を遂げるには、数十年にわたって切れ目なく技術開発を続けていくことが必要だという。
無人偵察機の初飛行は2030年代に実現し、同様の目的を持ち繰り返し使用できる超音速機の初飛行は2040年代を待たなければならないという。
ほぼこの時期までに、極超音速兵器の開発プラットフォームが整備され、ミサイルや無人偵察機といった様々な種類の兵器が製造される計画だ。
極超音速技術により、例えば航空機やミサイル、弾頭といった航空兵器がマッハ5以上(時速6千キロ以上)で飛行できるようになると予想されている。
このことによって、敵の防空・ミサイル迎撃システムの影響を回避することが可能になる。
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