JAXAの野口飛行士、3回目の宇宙へ 19年終わりごろからISSに半年
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、宇宙飛行士の野口聡一さん(52)が2019年
終わりごろから半年間、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在することが決まった
と発表した。野口さんは3回目の宇宙飛行で、ISSへの長期滞在は2回目。
ISS滞在中はフライトエンジニアとして日本の実験棟「きぼう」などの各種施設の維
持や保全業務のほか、科学実験やロボットアームの操作をする予定だ。11月末から本格的
な訓練を始めるという。
野口さんは05年、米スペースシャトル「ディスカバリー号」で初飛行。09年にはロシア
のソユーズ宇宙船でISSに向かい、約半年の長期滞在を経験している。
滞在する20年には東京オリンピック・パラリンピックがある。野口さんは「私も日本選
手団のアスリートと同じく『日本の代表』として宇宙を舞台にしっかり任務を遂行したい」
とするコメントを発表した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23180640X01C17A1CR0000/
宇宙飛行士の野口聡一さん=共同
http://i.imgur.com/8czwx66.jpg