訪日中のトランプ米大統領が横田米軍基地での演説で「米軍が世界で最も優れている」主旨の発言をしたことについて、
ロシア上院国防安全保障委員会のフランツ・クリンツェビッチ第一副委員長は「どの国の軍隊が最も優れているのかを
明らかにすることは人類にとっては不要」とコメントした。
トランプ氏は5日、横田基地で行なった演説の中で、いかなる国、政権、独裁者も米国の軍事力を過小評価すべきでは
なく、さもなければ後悔することになるだろうと警告した。そして自身の大統領任期中は国家防衛や敵国への「即時か
つ決定的な対応」に不可欠な「機器、人材、財源」が米軍に保証されると確約。更に「我々は空、海、陸、そして宇宙
を支配している」と述べ、在日米軍兵士らを激励した。
5日、トランプ大統領による12日間のアジア歴訪がスタート。これほど長期に及ぶ米大統領のアジア訪問は25年ぶ
りとなる。最初の訪問国となったのは日本。続いて韓国と中国に訪れ、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳
会議に出席するためベトナム中部のダナンに向かい、最後にフィリピン首都マニラへ移動し、東南アジア諸国連合
(ASEAN)首脳会議と東アジアサミットに出席する。
https://jp.sputniknews.com/politics/201711054250732/