日本海の冬の味覚、ズワイガニの漁が6日に解禁となり、福井県の沖合でも日付が変わると同時に一斉に漁が始まりました。
ズワイガニ漁が解禁になったのは富山県から島根県の沖にかけての日本海で、福井県で水揚げされるズワイガニは「越前がに」のブランド名で知られています。
福井県越前町の越前漁港では5日午後10時すぎに、底引き網漁船およそ50隻が沖合およそ40キロの漁場を目指して出港しました。
そして日付が変わると同時に一斉に海に網が入れられ、1時間半ほどで引き上げられると漁船の上にはカニの山ができるほどたくさんのズワイガニがとれました。
漁をしている人たちはカニを大きさやオスかメスかで選別したあと、ほかのカニを傷つけないように爪にバンドをつけたり、福井県で水揚げされたことを証明する黄色いタグをつけたりしていました。
漁船の小林大輔船長は「初回としてはまずまずの出来だ。一生懸命とったカニなので多くの人においしく食べてほしい」と話していました。とれたズワイガニは6日夕方、初競りにかけられます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/k10011211971000.html
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