2011年サッカー女子ワールドカップ(W杯)日本代表で、16年に現役を引退した丸山桂里奈さん(34)が5日、TBS系情報番組「サンデージャポン」(日曜前10・0)に生出演。現役時代に受けたセクハラ被害について語った。
立憲民主党の衆院議員にセクハラ疑惑が相次いだことを受け、MCのお笑いコンビ、爆笑問題の田中裕二(52)に過去のセクハラ被害の有無について尋ねられた丸山さんは「そうですね、ありますね」と、自身の経験を明かした。
丸山さんは若い頃、ロッカールームで監督に「だーれだ?」と後ろから目隠しをされ、その手が「スライドして胸に降りて」きたという。しかし、丸山さんはセクハラに対する感じ方が敏感ではなく、「これも今になってセクハラだったなって気付いた」と話した。
丸山さんは相手が監督ということもあって「あまり深刻にはなれなかったですね。『なんですか〜?』くらいの」と強く抗議することはできなかったと回顧。
これを聞いた田中は「それ(立場を利用する)が怖いところだよね。セクハラはそういうところがある」と指摘。同じくMCを務める爆笑問題の太田光(52)は「結構な爆弾発言だよね」と目を白黒させた。
また元衆院議員のタレント、杉村太蔵(38)が「佐々木(則夫元サッカー女子日本代表)監督じゃないでしょ?」と確認すると、丸山さんは「全然違います。ホントに若い時」と否定。
杉村は丸山さんに「(佐々木元監督ではないと明らかにしないと)迷惑がかかるから」とたしなめていた。
http://www.sanspo.com/geino/news/20171105/geo17110517220030-n1.html