樽見鉄道は「観光列車ねおがわ号」の運行を三日から開始する。十一月の土日曜と祝日に、
本巣市の本巣駅十一時十五分発樽見駅行きで運行する。二日に内覧会があり、沿線の関係者や、
地元の外山小学校の児童ら七十七人が試乗した。
ねおがわ号に乗ると、地元高校生や地域おこし協力隊が、日ごとに交代で地域の魅力を紹介する
おもてなしを受けられる。運転士による沿線紹介もある。車内では、沿線の根尾川をイメージした、
特注のあゆ形のつり革が目を引く。モニターも設けられ、四季折々の沿線風景を見ることができる。
車体にも工夫を凝らした。従来の青い車両に入る白いラインを、シルバー色に変更して差別化した。
車体の前部と後部に、本巣中一年の熊谷柚芭さんと、糸貫中一年の高橋南帆さんがデザインした
エンブレムも施した。
内覧会では沿線沿いの風景を楽しんだり、本巣市地域おこし協力隊の伊藤翔汰さんの話を
聞いたりした。外山小五年の青山彩華さんは「鮎のつり革がかわいかったし、景色もきれいだった。
また乗ってみたい」と話していた。
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20171103/images/PK2017110202100213_size0.jpg
根尾川を感じられるよう演出した鮎のつり革=本巣市内で
そーす
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20171103/CK2017110302000025.html
日から運行 樽見鉄道「観光列車ねおがわ号」