レバノンのハリリ首相は暗殺される恐れがあるとして、辞任する考えを表明しました。
レバノンのハリリ首相は4日、テレビ演説のなかで「私の命を奪おうとする陰謀を感じる」と述べ、
辞意を表明しました。ハリリ首相は陰謀の詳細には言及しませんでしたが、父の
ラフィク・ハリリ元首相が2005年に首都ベイルートで暗殺された時の状況と似ていると
話しています。また、ハリリ首相は演説のなかで、国内の武装組織「ヒズボラ」を通じて
影響力を強めるイランについて、レバノンを含めた中東各国で恐怖と破壊を生み出していると
激しく批判しました。ハリリ首相は去年12月に首相に就任し、政権を発足させたばかりでした。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000113840.html