太陽系の外から飛来したとされる直径400メートルほどの小惑星(あるいは彗星)が、9月9日に太陽に最接近していたことが、
米・ハワイ大学の発表で明らかになった。この小惑星(あるいは彗星)には、「A/2017 U1」と仮称が付けられており、太陽
系外から飛来したことが確認されれば、史上初の恒星間物体(interstellar object)となる見通しだ。
英紙「Daily Mail」(27日付)などによると、「A/2017 U1」が太陽系外から飛来したと見られる理由は、他の太陽系惑星と
違い、急角度の軌道を描いていたからだという。NASA地球近傍天体観測センターのDavide Farnocchia氏は、「これまでに
見たことがない最も極端な軌道」と、驚きの声をあげている。
NASAが作成したアニメーション映像を見てみると、「A/2017 U1」は、太陽系の真上から(宇宙に上下はないが)、まるで
何かを狙いすましたかのように太陽近傍に一直線に突っ込んでいった様子がハッキリと確認できる。幸いにも地球をはじめと
した、どの太陽系惑星にも衝突せず、ペガスス座方面へ飛んでいったが、400メートル級の小惑星が地球に衝突していたら、
あわや大惨事だったことは想像に難くない。
興味深いことに、海外メディアでは、「A/2017 U1」を「太陽系外からの『訪問者』(visitor)」、「エイリアン彗星」とも
呼んでおり、地球外生命体の意志が働いていたのではないかと暗示する見出しもつけられている。
これまで、深宇宙から届く謎のシグナルこそ「宇宙人からのメッセージではないか?」と言われてきたが、もしかしたら、彼
ら宇宙人はさらに分かりやすいやり方、つまり小惑星を太陽系に向けて打ち込んでき(以下略
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