10月31日に米ニューヨークで発生した車突入テロ事件で、車を運転していた容疑者は配車サービス・ウーバー(Uber)の
運転手として働いていたことがわかった。米テレビ局CBSニュースがウーバー社からの情報をもとに報じた。
同社関係者によると、容疑者の男は同社の個人データ審査を通過し登録運転手として働いていた。今回の事件後、男の登録ア
カウントは無効化されたという。同社は本件で連邦捜査局(FBI)や司法当局と連絡を取っている。
ニューヨーク・マンハッタン南部では10月31日、ピックアップトラックが自転車道に突っ込み、自転車に乗っていた人や
歩行者をはねた。車を運転していた男が突入後に模造銃を持って車から降りたところを、現場に駆けつけた警察官が発砲し拘
束した。拘束されたのはウズベキスタン出身のサイフロ・サイポフ容疑者(29)で、2010年に米国に入国したとされる。
米NBCテレビは司法当局関係者の情報として、容疑者がテロ集団「ダーイシュ(IS、イスラム国)」の名において攻撃を行う
ことを記したメモを車内に残していたと報じている。
https://jp.sputniknews.com/incidents/201711014238486/