気象庁は31日、宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島連山・えびの高原(硫黄山)周辺の噴火警戒レベルを、2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)へ引き下げた。
約6年ぶりに噴火した両県境の霧島連山・新燃岳(1421m)では、警戒レベル3(入山規制)を維持した上で、火口から半径約3キロとしていた警戒範囲を約2キロに縮小し
た。
鹿児島地方気象台によると、えびの高原では8月以降、地殻変動が停滞。噴気も落ち着いており、火山活動が低下したと判断した。
10月11日に噴火した新燃岳では同17日を最後に、噴火を観測していない。火山ガスの放出量も減っているという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201710/0010693167.shtml