台風が来るとコロッケが売れる「台風コロッケ現象」。都市伝説のような言い伝えですが、売り上げに変化はあったのでしょうか。

 つい先日、話題になったキーワード「台風コロッケ」に関するニュースです。

 「台風といえばコロッケ」(ネットの声)
 「 台風コロッケ頂きました〜」(ネットの声)

 「台風コロッケ」とは“台風が来るとコロッケを“食べる”という風習のこと。元々はインターネット上で噂になっていた謎の風習だったんですが、そのネットの風習にちょっと便乗したのがイオン。

 「台風接近中、コロッケはいかがでしょう?」
 「先日の台風21号に備えて、コロッケを5割増産いたしました。以前からネットで、台風が接近する前になぜかコロッケがたくさん売れるという情報があり、便乗させてもらったところもあります」(イオンリテールデリカ商品部 山中崇さん)

 “台風コロッケ”の風習は諸説ありますが、16年前の台風の際にネットに書き込まれた物が起源とされています。

 「念のためコロッケ16個買ってきました」(台風コロッケの起源とみられる16年前の書き込み)

 そして真偽不明のある噂も、この風習を後押し。
 「昔、サザエさんで、台風コロッケ騒動という回があったらしい・・・」(台風コロッケに関する噂)

 そんなこんなで「台風が来たらコロッケ」という風習が、ネットの世界で盛り上がったんだそうです。そこに目を付けたのがイオン。コロッケ売り場に案内を掲示して、台風にはコロッケをアピール。
 「僕もコロッケを買いに行きましたけど非常に好評でした。ここまで反響が大きいとはちょっと思わなかったんですけど、たくさん売れてとてもうれしいです」(山中崇さん)https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20171028-00000036-jnn-bus_all