朝鮮半島沖に空母3隻、米報道官が暗に認める
【ワシントン=大木聖馬】米国防総省のホワイト報道官は26日の記者会見で、米海軍第7艦隊が管轄する西太平洋やインド洋東部の海域で米海軍の空母3隻を展開させていることについて、
「世界で米国しかできないことを示す、類のない機会となる」と述べ、3隻を北朝鮮の核・ミサイル問題で緊張が高まっている朝鮮半島近海に展開させることを暗に認めた。
米軍は6月にも、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮をけん制するため、朝鮮半島沖に空母2隻を展開したが、3隻の展開は極めて異例だ。
トランプ米大統領の11月のアジア歴訪を控え、北朝鮮を強くけん制するとともに、強引な海洋進出を進める中国をけん制する狙いもあるとみられる。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20171027-OYT1T50044.html
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米海軍:西太平洋の空母3隻態勢に−2007年以来初めて
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-26/OYEQSI6JTSE901
北朝鮮情勢、トランプ氏アジア歴訪以降は予測つかず=小野寺防衛相
https://jp.reuters.com/article/onodera-north-korea-idJPKBN1CW0AZ