希望の党は、25日に開いた両院議員懇談会で、安全保障関連法について、「民進党の考え方と変わりはない」という認識を確認した。
小池代表も出席した会合では、衆議院選挙で民進党出身の候補者に受け入れさせた、政策協定書について、議論した。
希望の党の樽床代表代行は「協定書の中身は、民進党の方の考え方と、齟齬(そご)をきたさないと確認した」と述べた。
会合に出席した玉木衆議院議員も、安全保障関連法について、
「違憲の疑いがぬぐいきれず、廃止を含めて見直しをしていく。
政策協定書は、まさに、われわれが言ってきたことそのもので、変節したわけではないと確認した」と強調した。
政策協定書は、安全保障関連法を容認し、
「憲法にのっとり、適切に運用する。そのうえで、不断の見直しを行い、現実的な安全保障政策を支持する」と明記した。
小池代表は、関連法への賛成を入党条件に掲げ、廃止を求める民進党とは異なる立場を鮮明にしており、説明が求められるとみられる。




希望「安保法の考え 民進と変わらず」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00374544.html