大阪天満宮(大阪市北区)で25日行われた「流鏑馬(やぶさめ)神事」の最中に、馬が神主を振り落として逃げた。
約10分後、約600メートル南の天神橋の上で大阪天満宮の関係者が捕獲。
大勢の見物客が集まっていたが、神主を含めてけが人はなかった。
神事は別の馬で執り行われた。
大阪天満宮などによると、馬は6〜7歳の雄のサラブレッド。午後3時15分ごろ、馬場を清めるおはらいの途中で暴れ出し、表門から外に逃げた。
大阪天満宮の流鏑馬神事は室町時代から続く恒例行事。
禰宜(ねぎ)の岸本政夫さん(61)は「馬が逃げ出すトラブルは初めて。びっくりしたと思うが、温かい目で見守っていただきたい」と話していた。
馬を貸し出している関西大馬術部の福留健志さん(21)は「風が強かったので、物音で興奮したのかもしれない」と話した。
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