4年前、神奈川県海老名市の病院で、当時3歳の男の子の血液検査の結果を速やかに医師に伝えず、病状を悪化させたとして、検査の責任者の女性職員が書類送検された。

 警察などによると、2013年1月に神奈川県の海老名総合病院で、当時3歳の男の子が高熱を出して入院し、
検査で、男の子の血液からは髄膜炎などを引き起こす菌の陽性反応が出た。男の子はその後、容体が急変し、髄膜炎を発症し、手足にまひが残ったという。

 警察は、検査結果を医師に速やかに伝えず男の子の容体を悪化させたとして、検査の責任者だった48歳の女性職員を業務上過失致傷の疑いで書類送検した。

 調べに対し、女性職員は「同様のことが起きないように業務を行っていきたい」と話しているという。https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20171021-00000041-nnn-soci