集団登校の列に「抜け道」走る車が突っ込む
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171018-00000060-mbsnewsv-l27

 18日朝、大阪府枚方市で登校中の小学生の列に車が突っ込み、児童ら6人が重軽傷を負いました。

 18日午前8時15分ごろ、枚方市上野の殿山第一小学校の校門近くで、集団登校中の小学生の列に乗用車が後ろから突っ込みました。

 「泣いている子もいたと思う。みんなぐったりしていました」
 「男の子は座っていて血だらけ、『痛い痛い』と言っている状態」(目撃者)

 この事故で、10歳の女児と9歳の男児が頭や顔を打つなどして重傷、6歳から12歳の児童3人と、近くを歩いていた中学校の女性教諭(55)の合わせて4人が軽いけがをしました。
警察は、車を運転していた枚方市の無職・北牧貴昭容疑者(21)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。

 「(北牧容疑者は)全く無表情で車から出てくる様子はなかった。普通なら出てきて介抱するけどその様子は全然なかった」(目撃者)

 現場は小学校のすぐ南側の道路で、路上には徐行を促す表示がありましたが、近所の人によりますと、普段から抜け道として利用されていたということです。

 「抜け道みたいになっていて交通量は多いです。1日通しても」
 「危険とは聞いてますね。上り道だからスピードを出して、(制限速度が)20キロと書いてあるけど、20キロで走る車は少ないです」(近所の人)

 事故直後、北牧容疑者は現場で警察に対し「対向車をよけようとした」「太陽がまぶしかった」などと話したということです。
その後の取り調べでは「左前方の安全確認がきちんとできていなかった」と供述しているということで、警察が当時の状況を調べています。