孫を装ってうその電話をかけ、愛媛県松前町の７０代の女性から現金３００万円をだまし取ったとして、警察は女性の自宅に現金を取りにきた２１歳のブラジル国籍の男を詐欺の
疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、住所・職業不詳でブラジル国籍のソブリンヨ・ウォルテル・デ・リマ・フランコ・ジュニオール容疑者（２１）です。
警察によりますと、ソブリンヨ容疑者は１２日から１３日にかけて仲間と共謀して、松前町の７０代の女性の自宅に「会社の書類が入ったかばんを忘れた。会社にばれないために
金を用意しなければならない」と孫を装ってうその電話をかけ、１３日午後４時前、女性の自宅を訪れて現金３００万円とキャッシュカードをだまし取った詐欺の疑いが持たれて
います。
現金を渡した直後、女性が、不審に思って警察に通報し、警察官が周辺を捜したところ、ＪＲ松山駅近くでソブリンヨ容疑者を見つけ、逮捕したということです。
警察は、容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
警察はソブリンヨ容疑者は詐欺グループの１人で現金の受け取り役・「受け子」だったと見て他のメンバーらについても捜査することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20171014/4802931.html
