最大でおよそ6メートルの干満差がある有明海の干潟で、鹿島市の小学生たちが、さまざまな生き物を調べる授業が行われました。
この授業は、地元の豊かな自然に親しんでもらおうと、鹿島小学校が総合学習の一環で行ったもので、13日は、4年生の児童55人が、干潟近くの堤防に集まりました。
児童たちは、みんなで一斉に干潟に入り、はじめは、干潟独特の感触にとまどいながらも、動き回るうちに次第に慣れていき、泥を掘り返しては、夢中で生き物を探していました
。
そして、全身どろまみれになって、「ムツゴロウ」や「カニ」を見つけると、歓声を上げながら、友達どうしで見せ合い、バケツや観察用の水槽に移していました。
最後に、市の職員から、捕まえた生き物の名前や特徴などを説明してもらうと、児童たちは、興味深そうに聞き入っていました。
男子児童は「泥にはまって、抜けなかったのがいやでしたがトビハゼやカニ、ムツゴロウなど、いろんな生き物を捕まえることができて面白かったです」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/5084528991.html