神戸市長選が8日に告示され、前市議の光田あまね氏、再選をめざす現職の久元喜造氏、
元兵庫県加西市長の中川暢三氏、共産党兵庫県委員会委員長の松田隆彦氏の4人が無所属で立候補を届け出た。
衆院選と同じ22日に投開票される。

 多くの地方都市と同様、神戸市も人口減少の課題に直面する。
かつての輝きを取り戻そうと、神戸市は都心部の三宮の再整備を計画しているが、そのあり方をめぐり、さっそく各候補者が舌戦を繰り広げた。

 神戸市は1956年に横浜、名古屋、京都、大阪各市とともに最初の政令指定都市となり、「5大都市」の一つに数えられた。
だが2015年国勢調査の人口は約153万7千人で、前回より約7千人減った。福岡市に抜かれ、政令指定都市で6位に転落した。

 働き手となる若者が、神戸を離れていく問題も指摘される。
神戸市が05年と10年の国勢調査をもとに人口増減数を分析すると、この5年間で25〜29歳が約9千人減ったとの結果が出た。





若者が神戸を離れ「5大都市」今は昔… 市長選告示
http://www.asahi.com/articles/ASKB53D3BKB5PIHB008.html