新石垣空港にオスプレイのトラブル機が緊急着陸してから6日目の4日午後、防衛省沖縄防衛局から「きょうの午後3時以降、最終のシステムチェックが行われます」との情報があった
▼最終チェックなら、そろそろ離陸するな。そう思い、副市長とともに午後4時ごろから様子を見た。
しかし、現地で情報収集したところ、まだ遅れるとのこと。実際に機体を見たが、米兵が右翼エンジンのカバーを開けて修理をしているではないか。おい、まだかかるのか
▼私は市民の代表として、いつごろ修理を終えて離陸するのか、防衛局に問い合わせてきた。それなのに回答はなかった。非常に不満だ。
地元首長を何だと思っているんだ、まったく
▼日米地位協定で米軍が国内の空港、港湾を利用できることは百も承知。
でも、新石垣空港は、市が県から権限委譲を受けて管理している空港である。私が管理責任者である。
軍事機密を除き、そこで何が起きているのか、当然知る必要がある。
そして市民に知らせる責任と義務があるのだ
▼今回の防衛局の情報開示のあり方には納得がいかない。
陸自配備計画で私が最終判断を下すという重要な局面を迎えているのに、こんな対応では信頼関係を構築できない。陸自配備もおぼつかなくなる
▼と、いう心境になってはいないか。(比嘉盛友)
http://www.y-mainichi.co.jp/news/32362/