6日、雲仙市のリサイクルセンターで、コンクリートの壁を解体する作業をしていた52歳の作業員が、倒れてきたコンクリートの下敷きになり死亡しました。
6日午前11時前、雲仙市小浜町にある「雲仙市小浜資源リサイクルセンター」で、横およそ2メートル、縦およそ5メートルのコンクリートの壁が倒れ、近くにいた長崎市琴海
戸根町の建設会社の従業員、田口文章さん(52)が下敷きになりました。
田口さんは、かけつけた医師によってまもなく死亡が確認されました。
雲仙市によりますと、この施設はおととし3月に閉鎖し、解体作業が行われていて、6日は、田口さんを含む12人が複数の場所に分かれて作業をしていたということです。
田口さんは、たい肥を作る施設の仕切りの壁を解体する作業のため、別の作業員が操縦するショベルカーの先端部分の部品を取り替えようとしていたということです。
警察は、一緒にいた作業員から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/5034615061.html